口角炎とは?口の端が切れる・ただれる原因と治し方|口唇ヘルペスとの違い

口角炎とは?口の端が切れる・ただれる原因と治し方|口唇ヘルペスとの違い
DERMATOLOGY GUIDE | GENERAL DERMATOLOGY
更新日: 2026年9月14日執筆: あび皮膚科クリニック編集部監修: アマデアル亜琵医師(日本専門医機構認定 皮膚科専門医)医師紹介

口の端(口角)が切れて痛い、口を開けるとしみる——口角炎はありふれた症状ですが、単なる乾燥から、カンジダというカビ、細菌感染、鉄・ビタミン不足まで原因の幅が広く、原因に合わない市販薬で長引かせてしまうことが少なくありません。

目次

口角炎の主な原因

原因 特徴・背景
乾燥・物理的刺激 唇をなめるクセ・マスク・冬の乾燥。もっとも身近な原因
カンジダ(カビ) 唾液がたまりやすい方・高齢の方・入れ歯の方に多い。両側にできやすい
細菌感染 黄色いかさぶた(痂皮)を伴うことがある
接触皮膚炎(かぶれ) リップクリーム・歯みがき粉・化粧品などが合わない
栄養・全身の背景 鉄欠乏・ビタミンB群不足・体調不良で繰り返すことがある

口唇ヘルペスとの見分け方

どちらも口まわりにできますが、口角炎は口の「端」の切れ・ただれ、口唇ヘルペスは唇のふちに小さな水ぶくれが集まってできるのが典型です。ピリピリした前触れのあと水ぶくれが出るならヘルペスの可能性が高く、治療薬がまったく異なります。

治し方・セルフケア

  • なめない・こすらない — 唾液は乾燥を悪化させます。ワセリン等での保護が基本です
  • 市販のステロイド軟膏は、カンジダが原因の場合は悪化させることがあります。数日で良くならなければ自己判断を続けないでください
  • 皮膚科では原因に応じて、抗真菌薬・抗菌薬・炎症を抑える塗り薬などを使い分けます

受診の目安

  • 2週間以上治らない・何度も繰り返す
  • 市販薬でかえって悪化した
  • 口角以外(唇全体・口の中)にも症状が広がっている

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参考情報

本記事は皮膚科領域の一般的な公開情報に基づいて作成しています。個別の症状の判断は、必ず医療機関でご相談ください。

アマデアル亜琵医師(日本専門医機構認定 皮膚科専門医)

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