ピアスの穴が腫れた・膿んだ・しこりができた|ピアストラブルの原因と対処

ピアスの穴が腫れた・膿んだ・しこりができた|ピアストラブルの原因と対処
DERMATOLOGY GUIDE | DERMATOLOGIC SURGERY
更新日: 2026年9月14日執筆: あび皮膚科クリニック編集部監修: アマデアル亜琵医師(日本専門医機構認定 皮膚科専門医)医師紹介

ピアスホールのトラブルは、あけた直後だけでなく安定したはずの穴に数年後に起こることもあります。原因ごとに対処が違うため、代表的なパターンを整理します。

目次

ピアストラブルの主なパターン

状態 正体 対処の方向性
赤く腫れて痛い・膿が出る 細菌感染 ピアスを外し洗浄・抗菌薬。軟骨部は重症化しやすく早めの受診を
かゆみ・じゅくじゅくが続く 金属アレルギー(ニッケル等) 原因金属の確認(パッチテスト)と素材変更(純チタン・医療用等)
穴のまわりの赤い盛り上がり 肉芽(にくげ) 刺激の除去・盛り上がりの治療。自分で切ったり縛ったりしない
硬いしこりが育ってくる ケロイド・肥厚性瘢痕 注射・内服・手術+再発予防。放置すると大きくなることがある
穴の中のコリコリした玉 粉瘤 根治は袋ごと摘出する手術

やってはいけないこと

  • 膿んだまま我慢してピアスを入れ続ける — 感染が広がり、軟骨の変形につながることがあります
  • 肉芽やケロイドを自分で処置する(糸で縛る・削る等) — 悪化と再発のもとです
  • ケロイド体質の自覚があるのに開け直す — 同じことが繰り返されます。体質の評価を先に

ピアスを開ける前に知っておきたいこと

ケロイドになりやすい体質かどうかは、開けてみないと分からない部分があります。ただしご家族にケロイドの方がいる・過去に傷が盛り上がった経験がある方はリスクが高めです。不安がある方は、開ける前に皮膚科で相談する選択肢もあります。

受診の目安

  • 腫れ・痛み・膿が2〜3日たっても引かない(軟骨部はすぐに)
  • しこりが育ってきた・盛り上がりが広がってきた
  • 同じトラブルを繰り返す

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参考情報

本記事は皮膚科領域の一般的な公開情報に基づいて作成しています。個別の症状の判断は、必ず医療機関でご相談ください。

アマデアル亜琵医師(日本専門医機構認定 皮膚科専門医)

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