DERMATOLOGY GUIDE | GENERAL DERMATOLOGY
汗をたくさんかいたあと、首・背中・ひじの内側などに小さな赤いブツブツ——あせも(汗疹)は子どもに多いイメージですが、猛暑やマスク・作業着などで大人にも普通に起こります。
目次
あせもができる仕組みと種類
汗の通り道(汗管)が詰まり、行き場を失った汗が皮膚の中にたまることで起こります。詰まる深さによって見た目が変わります。
- 白いあせも(水晶様汗疹) — ごく浅い詰まり。小さな透明のプツプツ。かゆみはほぼなく、自然に治ります
- 赤いあせも(紅色汗疹) — もう少し深い詰まり。赤いブツブツとかゆみ。いわゆる「あせも」はこれ
治し方・ホームケア
- 汗をかいたら早めにシャワーか濡れタオルで — こすらず押さえ拭き
- 通気のよい服・こまめな着替え — 汗をかいた服を着続けない
- かゆみ・赤みが強いときは、炎症を抑える塗り薬で早めに鎮める(保険診療)
- ベビーパウダーの厚塗りは汗の出口をふさぐことがあり、つけすぎに注意
いちばん避けたいのは「とびひ」への悪化
かきむしって傷になると、そこから細菌が入りとびひ(伝染性膿痂疹)に進むことがあります。水ぶくれ・黄色いかさぶた・じゅくじゅくが出てきたら、あせもの段階を越えたサインです。爪を短く切る・かゆみを薬で抑えることが、結果的にいちばんの予防になります。
受診の目安
- かゆみが強く、かきこわしている
- じゅくじゅく・水ぶくれ・黄色いかさぶたが出てきた(とびひの可能性)
- 1週間以上良くならない・繰り返す
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参考情報
- 日本皮膚科学会 皮膚科Q&A「汗の病気―多汗症と無汗症―」(確認日: 2026-08-29)
- 日本皮膚科学会 皮膚科Q&A(一覧)(確認日: 2026-08-29)
本記事は皮膚科領域の一般的な公開情報に基づいて作成しています。個別の症状の判断は、必ず医療機関でご相談ください。

