いちご鼻は治せる?鼻の黒ずみ毛穴の正体と、やってはいけないケア・皮膚科でできる治療

いちご鼻は治せる?鼻の黒ずみ毛穴の正体と、やってはいけないケア・皮膚科でできる治療
DERMATOLOGY GUIDE | AESTHETIC DERMATOLOGY
更新日: 2026年9月2日執筆: あび皮膚科クリニック編集部医師紹介

鼻の頭の黒いポツポツ——いわゆるいちご鼻。正体は、皮脂と古い角質が混ざった角栓が毛穴に詰まり、先端が空気で酸化して黒く見えている状態です。「黒い=汚れ」ではないので、ゴシゴシ洗っても取れません。

SKIN STRUCTURE — CROSS SECTION 表皮(バリアの層・約0.2mm) 真皮(弾力を支える層) 皮下組織(脂肪の層) 毛穴(毛包) 皮脂腺皮脂を分泌して肌を保護 汗腺汗をつくる 詰まり(角栓)ができる場所
皮膚の構造のイメージ図。毛穴の中で皮脂と古い角質が混ざって角栓となり、先端が酸化すると黒く見えます(いちご鼻)図: あび皮膚科メディア編集部作成(イメージ図であり、実際の構造を簡略化しています)
目次

やってはいけないケア

  • 剥がすタイプの毛穴パック — 一時的にスッキリしますが、毛穴の出口を傷つけて開きを悪化させ、かえって詰まりやすくなります
  • 指や器具での押し出し — 炎症や色素沈着、毛穴の変形のもとです
  • ゴシゴシ洗い・洗いすぎ — バリアが壊れて皮脂分泌がかえって増えます

セルフケアの基本

  • 朝晩のやさしい洗顔+保湿はしっかり(脂性肌でも保湿を削らない)
  • 皮脂・角質ケア成分(サリチル酸・レチノイド系など)は刺激と相談しながら
  • 日焼け止め — 紫外線は毛穴の開き・黒ずみの悪化要因です

皮膚科でできる治療

セルフケアで限界がある場合、ケミカルピーリング(角栓を溶かして詰まりにくくする)や外用レチノイド(ターンオーバーを整え皮脂を抑える)、ダーマペン等(開きへのアプローチ)が選択肢になります。それぞれの費用・回数・リスクは毛穴治療の比較記事で詳しく解説しています。

※美容目的の治療は自由診療です。費用は医療機関ごとに異なり、効果の感じ方には個人差があります。

受診の目安

  • セルフケアを2〜3か月続けても変化がない
  • 黒ずみだけでなく赤いニキビを繰り返している(先にニキビ治療を)
  • 押し出しの痕・色素沈着が残ってしまった

関連ページ

参考情報

本記事は皮膚科領域の一般的な公開情報に基づいて作成しています。個別の症状の判断は、必ず医療機関でご相談ください。

アマデアル亜琵医師(日本専門医機構認定 皮膚科専門医)

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